リサイクル雑学

プラスチックリサイクルの歴史と展望

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使い勝手が良いという理由から、プラスチック製品の需要は20世紀後半になって急速に拡大しました。
一方で、それはプラスチックの廃棄量増加およびゴミ問題も引き起こすこととなります。
そこで、「プラスチックをどのようにリサイクルするか」という点が議論されるようになりました。
今回は、近年のプラスチックリサイクルの歴史と展望を考察しましょう。

 大きな転機となったのは「容器包装リサイクル法」

プラスチックのリサイクルに関して大きな転換点となったのが、1997年から施行された「容器包装リサイクル法」です。
これは、国が指定するリサイクル業者によってプラスチックを回収および再生すること、そしてリサイクルに伴う費用に関しては地方自治体およびプラスチック容器を利用している小売業者などの事業者が負担すること、などを定めていました。
これにより、プラスチックリサイクルの大きな枠組みができ、再利用に関する理解度の向上にも貢献しました。

 「資源有効利用促進法」により事業者の意識は高まった

2001年から政府によって施行された「資源有効利用促進法」により、プラスチックの焼却処分ではなくリユースを推進するという企業が大きく増加しました。
また、自社製品の素材を見直してリサイクルしやすい資材へと変更したり、プラスチックの再生品を活用した商品製造を行なうというケースも多くなってきています。
このように、事業者側のリサイクルに対する意識は2000年代に入って大きく改善してきたということができます。

 リサイクルの質向上には一般消費者への知識共有が不可欠

リサイクルの質をさらに向上させていくためには、消費者側への丁寧な情報提供が必要となります。多くの消費者は「プラスチック」という名称は知っていても、細かな素材の違いなどはほとんど知りません。
ですから、リサイクルが可能な素材に関する詳細な情報を提供することや、それらを効率よく回収するためのルール作りも求められるでしょう。

2018-10-15

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