リサイクル雑学

ポリプロピレンの特徴

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 ポリプロピレンの特徴とは

ポリプロピレン(PP)樹脂は、加工のしやすさと耐久性に優れているという特徴があります。
比重が軽い一方で、樹脂を薄く延ばしても高い強度が保持されるため、機械用パーツとしても広く使用されています。
継続的な重量や衝撃の負荷に耐えることができ、酸などの薬品と接しても品質が劣化しないという強みがあります。
一方で、熱による刺激には耐性が低く、継続的に熱を加えると白く変色してしまう、というデメリットもあります。
また、接着が難しいという性質があるため、塗料としての適性はほぼありません。

 ポリプロピレンを使った代表的な製品

加工が容易なポリプロピレンは、身近なプラスチック製品に広く活用されています。
代表的なものとしては、タッパーやキッチン用ラック、バケツなどが挙げられます。
CD/DVDケースや赤ちゃん用プラスチックテーブルなどもすべてポリプロピレンが用いられています。
また、子ども用おむつやアンダーウェアーの繊維としても利用されています。
加えて、薬品による性質変化が起こりにくいということから、注射器を始めとする医療用器具にも広く採用されています。
さらに、電化製品の電源コードやインターネット用ケーブルを保護する皮膜として用いられているのもポリプロピレンです。
最近では、ポリプロピレンが持つ耐衝撃性を評価して、自動車のバンパーを作る素材として活用するメーカーも登場しています。

 ポリプロピレンのリサイクル状況

ポリプロピレンは加工がしやすいという特性を持つことから、リサイクルも幅広く行われています。
身近な例としては、ペットボトルのキャップ回収が挙げられるでしょう。
ただし、実際の生産量と比較するとリサイクルによる回収量はそれほど多くない、というのが現状です。
また、薬物・劇物の保管など医療上の用途で用いられたポリプロピレンに関しては、安全性の観点から焼却および廃棄処理を選択するケースが多く見られます。

2018-11-15

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